IT導入補助金申請の事前準備と事業の流れ
事前準備
交付申請の要件として「gBizIDプライム」アカウント(ID・パスワード等)が必要となります。gBizIDプライムをお持ちでない場合は「gBizID」ホームページより取得をお願いいたします。
※gBizIDプライムアカウントID発行までの期間は、おおむね1~2週間となっております。早めの申請手続きをお願いします。
gBizIDは、1つのID・パスワードで様々な行政サービスにログインできるサービスです。アカウントをお持ちでない方は、以下のボタンをクリックして取得手続きを行ってください。
交付申請の要件として「gBizIDプライム」アカウント取得に加えて、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する「SECURITY ACTION」の宣言が必要になります。
この宣言は、中小企業・小規模事業者自らが、情報セキュリティ対策に取組むことを自己宣言する制度で、「★一つ星」または「★★二つ星」を宣言する事を要件としています。
交付申請作成時に宣言済アカウントIDの入力が必要となります。
当社には、情報処理安全確保支援士、IPA登録セキュリティプレゼンターが在籍していますので、ご不明点はお問い合わせください。
交付申請の加算項目として「みらデジ」ポータルサイト内にgBizIDで登録し、「経営チェック」の実施を行うと補助金審査において有利となります。
「みらデジ」は、中小企業・小規模事業者等の経営課題をデジタル化により解決することをサポートする制度となります。
当社には、「みらデジ」登録の支援機関が在籍しておりますので、ご不明点はお問い合わせください。
補助金申請・事業の流れ
※ 以下の全てのステップにおいて、当社がサポートさせていただきます。
■ステップ1
補助事業内容の理解
ご相談・お見積り
IT導入補助金2024公募要領をご覧いただき、補助事業についてご理解いただきます。補助対象となるのは、小規模事業者・中小企業です。その他、一部制限がありますので、自社が対象となるかのご確認が必要です。
不明な点やご相談があれば、お気軽に当社にお問い合わせください。お客様の経営戦略や課題等をお聞きし、解決策をご提案いたします。
事業規模が極端に小さい場合や、過大な投資と思われる場合など、当社判断で申請途中においても支援をお断りすることがあります。お断りする場合には、その理由は一切お答えできませんので、あらかじめご了承ください。
当社では、支援報酬のような別途料金は請求しておりません。ただし、ハードウェア購入を伴わない会計ソフト、受発注ソフトのみの申請の場合、購入金額の20%の取扱手数料を別途請求させていただきます。当社請求金額は、ITツールを組み合わせた合計金額となります。ただし、税抜きITツール合計費用(申請対象経費合計)100,000円以下での申請は受け付けておりません。
■ステップ2
gBizIDプライムアカウントの取得
ITツールの選択
IT導入補助金2024の申請には「gBizIDプライムアカウント」が必要です。「gBizIDプライムアカウント」をお持ちでない場合は「gBizID」ホームページより取得をしてください。取得には1~2週間程度かかりますので、早めに手続きを行ってください。
また、SECURITY ACTION自己宣言も合わせて行ってください。
「みらデジ」の経営チェックを実施すると、補助金の審査上加点されます。
補助金の交付申請を行う準備として、自社の業種や事業規模、経営課題に沿って、導入したいITツールを選定してください。ITツールは、当社ページ上でご案内しております。
■ステップ3
交付申請(当社と共同作成・提出)
選択いただいたITツールを元に、以下の要領で当社と共同で交付申請を作成し、事務局に提出します。
- 当社から『申請マイページ』への招待をしますので、代表者氏名等の申請者基本情報を入力していただきます。
正規のIT支援事業者のみが、招待することができます。招待なしに申請マイページの開設はできません。 - 申請マイページにgBizIDでログインしていただき、交付申請に必要となる情報の入力と書類の添付(法人:履歴事項全部証明書・法人税の納税証明書等、個人:確定申告書・納税証明書・本人確認書類等)を行っていただきます。
- 当社にて、入力内容を確認させていただきます。その後、選定ITツール情報を追加入力します。
- 『申請マイページ』上で入力内容の最終確認を行っていただきます。問題なければ、申請に対する宣誓後、事務局へ提出していただきます。提出後は、採択結果が出るまで一切修正はできません。
■ステップ4
ITツールの発注・契約・支払い
(補助事業の実施)
交付申請を完了し、事務局から交付決定(採択)を受けたときには、ITツールの発注・契約を行い、制作費用の全額をお支払いいただきます。ご入金確認次第、。会計・販売ソフトやハードウェアについての手配・納品をさせていただきます。
※ 後の実績報告時に、IT導入支援事業者へ実際に支払った証拠としての、振込控えが必要になります。絶対に無くさないようにしてください。
支払いは、現金での振込や代表者個人名の銀行口座からの立替払い等は不可です。申請者名義の預金口座からの振り込みが必要です。
この決められた方法以外での支払いでは補助金を受け取ることができません。
採択されなかった場合には、補助金を受け取ることはできません。また、当社からIT導入補助金に関して、申請手数料等どのような名目でも何も請求することはありません。
※ ハードウェア購入を伴わない会計ソフト、受発注ソフトのみの申請の場合、購入金額の20%の取扱手数料を別途同時に請求させていただきます。
※ 交付決定前に発注・契約・支払いがあると、補助金の交付を受けることができなくなります。交付決定後に事業を開始することになります。
■ステップ5
事業実績報告
会計・販売ソフトの設置が完了した後(補助事業の完了後)、ITツールの発注・契約、納品、支払い等を行ったことが分かる証憑を添付して、『申請マイページ』から事業実績報告を行っていただきます。
証憑の提出は、以下の流れで行います。
- 中小企業・小規模事業者等のみなさまが『申請マイページ』から事業実績報告に必要な情報及び証憑の添付を行い、事業実績報告を作成します。
実績報告時には、実際の導入・設置状態が分かる状態ので現物画像・写真が必要となります。(その後も、継続して使用していることの確認のための画面キャプチャなどが求められ、使用していないと補助金の返還を求められることがあります。) - 事業実績報告が作成された後、IT導入支援事業者が内容の確認及び必要情報の入力を行います。
- 最終確認後、中小企業・小規模事業者等のみなさまが事務局に事業実績報告を提出します。
■ステップ6
補助金交付
事業実績報告が完了し、補助金額が確定すると、『申請マイページ』で補助額を確認できるようになります。その内容を確認した後に補助金が交付されます。実績報告から約1カ月程度で補助金確定通知が届きますので、申請マイページで承認手続きを行ていただきます。その後、1カ月以内程度で補助金の入金があります。
※ ITツールの1年以内(サブスクリプションタイプは2年以内)の解約・使用停止は補助金の返還事由にあたります。導入したITツールはしっかりと活用するようにしてください。
■ステップ7
事業実施効果報告
事業実施効果報告は、定められた期限内に補助事業者が『申請マイページ』より必要な情報を入力し、IT導入支援事業者の確認を受けて提出します。